働き方

小学校の先生はブラック?【現状が辛い人に伝えたい】退職した私が気付いたこと

こんにちは、ゆうです。 私は1年後に在宅月収30万円を目指す0歳児ママです。

現在、目標達成に向けて、webマーケティングのプロの元で学んでいます。

そのプロとは、
「美しくバズる技術」を執筆された青木創士さんです。

詳しい経緯はこちらを見ていただけると嬉しいです♩

 

最近いろんなニュースで教員不足についての報道を耳にします。

学校現場の内情を知っていると、教員不足になるのも納得の労働環境だと思いませんか?

 

「小学校の先生がブラックすぎて辛い」

という方に向けて、私が退職して気付いたことをお伝えします。

小学校の先生はブラック

「仕事が辛い…。」

と思っている先生に先に断言しておきます。

小学校の先生の仕事はブラックです。

 

あなたが弱い訳でもダメな訳でもありません。

もちろん「小学校の先生」と言っても、地域や学校によって労働環境が大きく違うので、「ブラックと感じない」という先生もいると思います。

でももしあなたが今「仕事が辛い」と感じているのであれば、その気持ちを否定しないでください。

 

私は関東の都市部で小学校の担任をしていました。

当時担任していたのは高学年。

朝は4時半過ぎに家を出て始発で出勤することが多く、帰宅は22時を過ぎているのが当たり前の生活でした。

 

どんなに遅くても毎朝5時半には家を出ている生活。

平日家にいた記憶はありません。

1日のほとんどの時間を学校で過ごしていました。

 

夜遅くにヘトヘトの帰宅で、一度座ると確実に寝落ちるため、玄関からお風呂場へ直行する日々。

お風呂の後、洗濯が終わるのを待ちながら洗面所で寝落ちることもよくあり、毎日のように意識が飛んで気付けば朝を迎えているという状況でした。

 

労働時間が長すぎるため、平日はプライベートの時間がありません。

さらに平日では仕事が終わらないため、休日出勤することも多かったです。

 

毎月報告する在校時間報告には、
医師との面談義務の生じる100時間を超えてつけないよう管理職から言われていました。

99時間以内に収まるよう適当につけて提出していましたが、実際の時間外労働は150時間超え。

 

よくニュースで見る教師の労働時間のアンケートは、全く正しい数値ではないなと思いながら見ています。

現状はもっとひどいです。

 

そしてこれだけ働いても残業代は出ずタダ働き

これは誰が見てもブラックですよね(笑)

小学校の先生が多忙な理由

担任一人でクラスの業務を全て担当している

小学校は教科担任制ではないので、授業の準備や成績評価、保護者対応など、すべての業務を一人でやらなければいけません。

授業に関しては、高学年であれば国語、算数、理科、社会、英語、図工、体育、音楽、道徳、総合、書写、これら全てを担任一人で担当することが多いです。

 

学校によっては一部の教科は専科の先生がついていることもありますが、規模が小さい学校であれば担任一人で担当することになります。

 

また、教科担任制であれば一つの単元で準備したものを各クラスで使えますが、小学校の場合は頑張って準備をしてもクラスの授業一度きり。

明日には次の授業に進まなければいけないという毎日なので、単純に授業準備の数がめちゃくちゃ多いのです。

 

さらに高学年になると、各教科の内容も専門性が高くなってきます。

自分の専門教科だけを担当するのではないというのは、そういった意味でも負担が大きいのです。

子供の安全を第一に、充実した分かりやすい授業を展開するためには、かなり授業準備が必要になります。

学校行事の負担

小学校は、幼稚園や保育所を卒園したばかりの一年生から、中学入学目前の6年生まで発達段階の幅広い子供達が過ごしています。

そのため、全校で行われる学校行事は、かなり綿密な計画を立てなければスムーズに進行することはできません。

 

各学年の先生方の意向、子供の実態など、様々なことを考慮した上で細かな計画を立てて進めていくため、学校行事にかかる負担はとても大きいです。

中学校や高校での勤務経験もありますが、学校行事における小学校の負担の大きさは比べ物になりません。

 

中学生以上であれば、なんとなくその場の指示で臨機応変に生徒を動かせることも可能ですが、小学校では不可能です。

ありとあらゆる可能性を想定した上で、とても細かく計画を立てなければいけないのです。

 

例えば行事中の休憩一つにしてもそうです。

中学生以上であれば

「休憩は13時~13時15分です。」

という指示だけでOKですよね。

 

しかし小学校ではそうはいきません。

  • 休憩時間を入れるタイミングの検討(小さい子はトイレが近いため)
  • 混雑を避けるために使えるトイレ箇所の検討

それ以外にも

  • 何年生から移動させる?
  • 水筒の置き場所はどうする?
  • 水分補給の声掛けのタイミングは?

このくらい細かいところまで計画を立てるため、学校行事の準備はとても時間がかかり負担が大きいのです。

校内研究の負担

校内研究の負担に関しては、学校によって大きく差があるかと思います。

私は過去に研究指定校で勤めていましたが、研究の負担は非常に大きかったです。

通常の業務だけでも多忙なのに、さらにこの膨大な業務が上乗せされるのです。

 

自分が授業者になれば、

  • 教材研究
  • 指導案作り
  • 指導案検討
  • 資料作り

に追われ、毎週のように休日出勤していました。

事務作業が多い

授業以外の時間の事務作業がとても多いです。

まずは会計報告や給食費関係、校外学習費関係、集金のようなお金に関わること。

保護者に提出してもらう書類のチェック。

ノートチェック、テストの採点、プリントの丸付け、ドリルの丸付け。

担当する分掌に関する会議の提案書類作成。

 

次から次へとやらなければいけないことが出てきてしまい、授業準備になかなかたどり着けないほどです。

副担任がいない分、こういった仕事も全て1人でやるしかないのが苦しいところですよね。

保護者対応の負担

保護者対応の負担が大きいことも、小学校の先生が忙しい理由の一つです。

特に低学年であれば、かなり細かく保護者と連絡を取ることが多いです。

毎朝積み上げられた大量の連絡帳に、子供達の下校までに返事を書かなければいけません。

 

また、中には頻繁に学校に電話をしてくる不安を抱えた保護者もいます。

勤務時間外の19時から1時間以上、電話対応に追われるような日々も普通にありました。

 

また、クラスの中で

  • 休み時間に転んでけがをした
  • 友達とけんかをして泣いてしまった
  • 友達の私物を壊してしまった

このように何かあれば下校後に保護者に電話をするため、毎日電話対応に多くの時間を割かなければいけませんでした。

5. 教育方針や制度の変更

頻繁な教育方針や制度の変更に対応しなければいけません。

その度に新たな研修や準備が必要なため、さらに負担が大きいです。

例えば英語の導入もそうでした。

 

「来年度から英語の授業が始まります。」

「メインで指導するのは担任です。ALTの先生はたまにしか来ません。」

こう言われてしまうと、英語を全く話せない先生がいきなり英語の授業をしなければいけません。

 

これってめちゃくちゃハードルが高いことだと思いませんか?

英語を全然分かっていない人が英語の授業をし、子供の評価をする。

しかもそれに向けて準備する時間の余裕はありません。

 

「人に教える」というのは、自分が理解し、本当の意味でそれを習得した先にあるものです。

ましては語学なんてちょっと取り組んだからと言って習得できるものではありませんよね。

退職して気付いたこと

私が退職して気付いたことは

小学校の先生の労働環境は異常だということ。

 

正直、異常な労働環境の中に長くいると段々感覚が麻痺してきませんか?

  • 子供のためにという言葉でどんどん膨れ上がる仕事
  • 朝早くから夜遅くまで当たり前のようにタダ働きする日々

 

「みんながやっているからこれが当たり前なんだ」

「仕事なんだから文句言わずにやらなければいけないんだ」

と思ってきてしまいませんか?

でも、これは違います。

 

自分の人生は一度きり。

今の労働環境が嫌なら、理想の働き方に変えればいいんです。

我慢することが正義ではありません。

 

私が小学校に勤めていた時、毎日のように労働環境に対する不満の声を聞いてきました。

みんな不満を言いながらも仕方ないこと我慢すべきことと諦めていたのです。

 

私も「仕事なんだから仕方ないんだ」

と思い込み、社会人とはこういうものなんだと勝手に洗脳状態にありました。

 

でも私は退職してから他業種の人と関わることが増え、今までの常識を覆されることが増えました。

そこで自分の人生について考え直してみました。

  • 自分のやりたいこと
  • 自分の理想の暮らし
  • 自分の理想の働き方

あれ、どうして私は

「耐えなければいけない」

と思い込んでいたんだろう。

 

あんなに毎日辛い辛いと思いながら、なぜ

「その環境から離れることがいけないこと」

だと思っていたんだろう。

 

急に目が覚めたような気がしました。

 

仕事が辛ければ辞めていいんです。

自分で理想の働き方を追い求めていいんです。

我慢することだけが正義ではありません。

 

私は退職して初めてこのことに気づきました。

一度きりの人生で後悔しないために

あなたは今のまま、現状を変えずに過ごして後悔しませんか?

10年後、20年後、振り返った時に

  • もっと子供との時間を大切にすればよかった
  • もっとプライベートの時間を楽しめばよかった
  • こんなに耐えながら働きすぎなければよかった
  • もっと自分のやりたいことに挑戦すればよかった

そう思いませんか?

 

少しでもそう思うと感じたなら、働き方を変えるべきです。

人生はたった一度きり。

 

私は小学校の先生を退職し、今理想の未来に向けてスタートを切りました。

公務員と真逆の「フリーランス」の道です。

 

在宅で1年後に月収30万円

2年後に月収50万円

という目標を掲げてオンラインスクールで学んでいます。

↓私が学んでいるスクール↓
リモラボ

 

正直大変なことは多いですが、それでも毎日がとっても楽しい!

辛い辛いと思いながら電車に乗って早朝学校に向かっていた時とは違い、前向きなしんどさを感じています。

 

リモラボでたくさんの仲間が増え、みんなで一緒に理想を叶えようと頑張る日々が本当に楽しいです。

 

現状を変えるって最初はとっても勇気がいりますよね。

でも、思い切って変えてみたら案外大したことありません。

あれ、意外とこんなものかと感じると思います。

 

安定した公務員という立場を手放すなんて不安

転職失敗したらどうしよう

そう思う気持ちはよく分かります。

 

でも何かを変えなければ、今の生活が続きます。

それでいいというのであれば変える必要はありません。

 

でももし、今の生活に満足していないのであれば、人生を変えるのは今です。

理想の人生に向けて走り出しませんか?

まとめ

今回は、現状が辛いと感じている小学校の先生に向けて、退職した私が気付いたことについてお伝えしました。

 

もしあなたが

  • 今仕事が辛いけど頑張るしかないと思っている
  • 仕事を辞めたいけど辞める勇気がない
  • 公務員という立場を手放すのが怖い
  • 転職が上手くいかなかったらどうしようと不安

このように思っているのであれば、私が伝えたいことは一つ。

 

辞めてもどうにかなります(笑)

そして
間違いなく人生が豊かになります。

 

仮にもし辞めたけど後悔するようなことがあれば、また先生に戻ればいいんです。

ただでさえ教員不足の現状。

喜んで迎えられますよ。

 

たった一度きりの人生。

後悔しないために、これからの働き方を見直してみませんか?

 

私は退職という道を選んで本当に良かったと思っているので、ぜひこの機会に自分の理想の生き方について考えてみてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました!