- YouTubeの再生回数が伸びない
- 動画の冒頭ですぐに離脱されてしまう
こんなお悩みありませんか?
実はYouTubeで最も重要なのは冒頭です。
この冒頭であることをやってしまうと、すぐに離脱されてしまい再生回数も伸びません。
そのため再生回数が多い動画には、途中で離脱されないための工夫があるのです。
これを知らないまま、いくら頑張って動画を作って投稿したとしても再生回数が伸びないだけでなく、自分の時間と労力を無駄にしてしまいます。
そこで今回は、動画の冒頭でやってはいけない5つのことについてご紹介します。
視聴維持率は冒頭で決まる
視聴維持率とは、動画がどれくらいの時間視聴されているかを示す指標です。
これは、YouTubeを伸ばす上で非常に重要なものになります。
なぜなら視聴維持率が高いことで、YouTubeが「この動画は価値がある」と判断し、より多くの人におすすめしてくれる可能性が高くなるからです。
それは、動画を最後まで見ない人の多くが冒頭時点で離脱しているからです。
なんと冒頭15秒~30秒で約50%の視聴者が離脱し、その後は緩やかな下降線を描いて最終的にある数値で落ち着くと言われています。
つまり、この冒頭15秒~30秒までの離脱率を減らすことで、全体の視聴維持率がアップするのです!
冒頭でやってはいけない5つのこと
自己紹介が長い
冒頭の自己紹介の目的は、自分の名前を覚えてもらうことです。
もちろん、リズム感のある挨拶を考えて親しみを持ってもらったり、覚えてもらいやすいような工夫をしたりするということも考えられます。
しかし、冒頭で長々と自分のことを話すのはやめましょう。
全然知らない人の経歴や実績って興味ありますか?
これが冒頭の自己紹介を短くすべき理由です。
ただでさえ最も離脱率の高い冒頭で長々と自己紹介をするなんて、離脱してくださいと言っているようなものです。
とにかく大切なのは視聴者ファーストの意識。
冒頭では軽く名前を伝える程度にして、まずは視聴者の知りたい情報を早く伝えることが大事です。
惹きつける工夫をしない
自己紹介の後に動画の概要を伝えることが多いですが、その時に惹きつける工夫をしなければ離脱されてしまいます。
「現役助産師おすすめ!5ヶ月から始める離乳食の進め方」というタイトルの動画を例に考えてみましょう。
NG例
こんにちは、ゆうです。
今回は5ヶ月から始める離乳食の進め方を紹介します。
まず用意するものは…
続きを見たい!と思わせる工夫が何もないからです。
動画の冒頭は「1秒でも視聴を継続させること」が目的です。
ここで何も工夫しなければすぐに離脱されてしまいます。
イングリッシュおさるさんの冒頭を見てみましょう。
イングリッシュおさるとは
- 英語系YouTuber登録者数43万人(2024年6月現在)
- 元高校英語教師(英検1級 / TOEIC970点 )
- おさるマーケ大学運営
- 英語スクール運営
- 英語とマーケティングの二軸で大活躍
【衝撃的な話】と言われる続きが気になりますよね。
このようなちょっとしたことが大事になるのです。
悩みを言語化しない
本題に入る前に、視聴者の悩みを言語化しないと離脱に繋がります。
言語化されなければ人は「まさに自分の悩みだ!」とは思わないからです。
こう思ってもらえなければまず動画を見る必要性に気付かないので、離脱してしまいます。
しっかり言語化することで
「あなたの悩みを解決できる動画なんですよ」
ということを冒頭で伝えましょう!
イングリッシュおさるさんの例を見てみましょう。
皆さんも、英語学習をしていて、こういう経験ありませんか。
「時間をかけているはずなのに、なかなか英語が上達しない」
「自分には才能がないんじゃないかって思ってしまう」
「何を試しても一向に英語力が上がらない」
こういう経験ありますよね。
そう思ってもらうことで、離脱を防ぐことができます。
悩みを解決しないと起こる問題に触れない
これをやっていない人はとても多いのですが
「この悩みを今解決しなければ、あなたは大変なことになるんですよ!」
ということを伝えることが大事なんです。
これを加えることで、より惹きが強くなります。
「まあ確かにこんな悩みあるけどまあ今困っているわけじゃないし…」
と思ってしまうところに、
「このままではこんな望まない未来になるよ」
と明確に伝えるのです。
そうすることで人は、“その状況を回避したい”という心理が働くため、動画を見てくれる可能性が高くなります。(プロスペクト理論)
プロスペクト理論
- 人はデメリットの回避の方が行動に移しやすいという傾向
- 「10万円がもらえる」よりも「10万円を失う」というリスクの方が行動を強く促す
イングリッシュおさるさんの例を見てみましょう!