webマーケティング

マーケティングで活用できるツァイガルニック効果とは?【心理学】

こんにちは、ゆうです。
  • マーケティングで活用できる心理学を知りたい
  • 商品が売れなくて困っている

こんなお悩みありませんか?

 

心理学とマーケティングには深い関係があります。

今回ご紹介するのは、ツァイガルニック効果です。

これを活用するだけで、商品の売上UPを実現できる可能性が高くなります。

 

ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!

ツァイガルニック効果とは

完成させたものよりも未完性のものの方が記憶に残りやすいという心理的な現象のことです。

例えば、途中まで聞いた話を中断され、この続きは明日話します」と言われると、続きがめちゃくちゃ気になりますよね。

 

このように、中途半端に終わってしまった物事のことが、頭から離れない状態になることをツァイガルニック効果と言います。

 

また、成し遂げられなかったものや、挫折した経験も同じです。

自分が成し遂げたものより、中途半端に終わってしまっているものの方が強く印象に残る傾向があります。

恋愛においては、振られた相手のことが忘れられないというのもこのツァイガルニック効果によるものです。

私は留学から一時帰国している間にコロナが流行し、再渡航できなくなったことがずっと忘れられません。まさにこの効果ですね。

マーケティングで活用できる理由

ツァイガルニク効果をマーケティングに活用できる理由は、その効果が消費者の記憶に強い影響を与えるためです。

消費者に「続きが気になる」という状態を作り出すことができるため、その商品やサービスに興味をもってもらえたり、覚えてもらえたりすることに繋がるのです。

 

電子漫画でも、無料で最初の3話程度が公開されているものも、この効果を使って続きを読みたくさせるためです。

電子漫画に限らず、無料のサービスを提供する会社の多くが、ユーザーの興味を惹きつけた状態で有料会員に登録をさせる方法を使っています。

確かに続きが気になる!という現象が起こると、その商品のことをよく覚えていますよね。

マーケティングで活用している事例

マーケティングでは、キャッチコピーで使われることがとても多いです。

例えば、次の2つの例を見てみましょう。

たった1ヶ月!理想の体型を叶えるダイエットサプリ

たった1ヶ月!これをすれば理想の体型になれる

どちらのキャッチコピーの方が気になりますか?

2つ目の方が「何をすれば理想の体型になれるの?!」と気になる!

このように、最初に全ての情報を出してしまわないことで、人を惹きつけることができます。

 

これはYouTube動画のサムネでも使える方法です。

「この後、衝撃の結果が!」

「Before/After(Afterにモザイクをかける)」

「?で隠されたモノ」など

これはエンタメ系YouTuberのサムネに多い方法です。

テレビCMでもよく使われていますよね。

 

ハウツー系で使いやすいのは、2分割のサムネです。

このサムネは、視聴者の興味を引き、クリック率が上がると言われています。

「どういうこと?」「どんな内容なんだろう」と視聴者が気になりやすいからです。

 

ブレイクスルー佐々木さんのサムネが参考になるので、ぜひチェックしてみてください。

5教科全て解説!定期テストで490点取る方法【勉強法】

下のサムネは、動画の内容の一部のシーンを見せているタイプです。

文字だけで「朝1時間で全てが変わる 10選」と書かれているより、チラ見せされると興味がわきませんか?

「朝1時間」で全てが変わるモーニングメソッド 10選

「手に持っているのは何だろう」「何を飲んでいるんだろう」と気になって、ついクリックしてしまいますよね。

このように、ツァイガルニク効果は身近な場面で多く使われています。

マーケティングで活用することで、売上UPに繋げることもできるので、ぜひ取り入れてみてください。

まとめ

今回は、マーケティングで活用できるツァイガルニック効果についてお伝えしてきました。

ツァイガルニック効果とは、完成させたものよりも未完性のものの方が記憶に残りやすいという心理的な現象のことです。

人の印象に残りやすく、上手に活用することで売上UPに繋がりやすいものなので、ぜひ参考にしてみてください!

最後まで読んでくださりありがとうございました。