- 動画を最後まで見てもらえない
- 途中で離脱されてしまい視聴維持率が伸びない
こんな悩みを抱えていませんか?
実は、YouTubeで離脱される動画には特徴があるのです。
これを知らないままいくら動画をアップしても、多くの人に見てもらうことはできません。
そこで今回は、離脱されてしまう動画の特徴ついて解説します。
視聴維持率とは
視聴維持率とは、動画がどれくらいの時間視聴されているかを示す指標です。
具体的には、視聴者が動画の何%を見たかを表しています。
例えば、
動画の総視聴回数が1,000回
動画の15秒の部分が再生された回数が500回
だとしたら、
動画の15秒の時点の視聴者維持率は
(500÷1,000)×100=50%
となります。
視聴維持率が高いと、YouTubeのアルゴリズムが「この動画は価値がある」と判断し、より多くの人におすすめしてくれる可能性が高くなります。
視聴維持率が大切な理由
YouTubeは、視聴者の滞在時間を最大化したいと考えています。
YouTubeは多くの企業からの広告で収益をあげているため、動画が再生されればされるほど、儲かる仕組みになっているからです。
「YouTubeへの滞在時間を最大化する」ためには、視聴者に満足してもらう必要があります。
YouTubeの動画はつまらないと思われてしまうと、利用頻度が減ってしまい、結果的に滞在時間が短くなってしまうからです。
視聴者が満足しているかどうかをYouTubeは何で判断すると思いますか?
これをYouTubeは「視聴者維持率」としてチェックしています。
視聴者は、動画がつまらなければ途中で見るのをやめますよね。
多くの人が見るのをやめる=つまらない動画
とYouTubeは判断するため、他の人におすすめしません。
逆に
多くの人が長い時間見る動画=視聴者が満足する動画
と判断するため、多くの人に紹介しようとします。
つまり動画をバズらせるためには、視聴者に1秒でも長く動画を見てもらうための工夫をする必要があるのです。
離脱される動画の特徴
無駄の多いオープニング
動画のオープニングが長くて内容に入るまで時間がかかると、視聴者は離脱してしまいます。
オープニングは短く、シンプルにして、できるだけ早く本題に入ることが大切です。
ちなみに、マーケと英語の二軸で大成功しているYouTuberイングリッシュおさるさんの最初の挨拶はわずか1秒!
そしてオープニング全体を通しても、視聴者が動画を見たくなってしまうような工夫がされており、全く無駄がありません。
前置きが長い
本題に入る前の前置きが長すぎると、視聴者は内容にたどり着く前に飽きてしまいます。
視聴者は知りたい情報を早く得たいと思っているので、無駄な説明や背景を省いて、すぐに本題に入りましょう。
例えば美容系YouTuberが、ファンデーションのレビューを始める前に自分の肌の調子や最近あったことについて長々話しているようなイメージです。
「それはいいから早くファンデーションのレビューが聞きたい」と思いますよね。
そうなると離脱されてしまうことに繋がるのです。
テロップが見づらい
テロップが小さかったり、背景と似た色で見づらいと、視聴者は内容を理解しにくくなり離脱に繋がります。
テロップは大きく、見やすい色で表示し、視聴者がすぐに内容を読み取れるようにしましょう。
イングリッシュおさるさんのテロップは、このようにとても見やすく作られています。
サムネ詐欺
サムネに惹かれてクリックしたのに、内容が期待と違うと、視聴者はがっかりしてすぐに離脱します。
確かにクリック率を上げるために、思わずクリックしたくなるようなサムネ作りは大切です。
しかし大事なのは、そのサムネを見てクリックしてくれた視聴者が、動画内容を見て納得できることです。
これができなければ、ただの釣りタイトルになってしまい、信用もなくなってしまいます。
イングリッシュおさるさんの「一撃で英語がペラペラになる方法」という動画、すごくクリックしたくなるようなインパクトのあるサムネですよね。
これでもし内容がこのタイトルで期待したものでなければ、視聴者はがっかりしてしまいます。
しかしおさるさんは、そうならないように視聴者がきちんと納得できる内容にしているんです。
サムネのインパクトを求めるあまりに、視聴者ががっかりしてしまうことのないようにしましょう。
BGM が大きい
BGMが大きすぎると、話している内容が聞こえづらくなり、視聴者は離脱してしまいます。
メインは話している内容(視聴者が期待している情報)です。
BGMはあくまでバックグラウンドとして音量を控えめにし、主役である音声がしっかり聞こえるように調整しましょう。
大切なことは視聴者ファースト
離脱される動画の特徴について話しましたが、結局大切なことは「視聴者ファースト」です。
視聴者の気持ちになって、最後まで見たくなる動画を意識しながら作れば自然と離脱されにくい動画になるのです。
また、自分がYouTubeで動画を見ている時に、離脱しようと思うことがあればその理由を言語化してみるのもおすすめです。
離脱したくなる人の心理を理解することで、自分の動画作成に活かすことができます。
ぜひ試してみてください。
まとめ
今回は、視聴維持率が伸びない離脱される動画の特徴について解説しました。
離脱される動画5つの特徴
- 冗長なオープニング
- 前置きが長い
- テロップが見づらい
- サムネ詐欺
- BGM が大きい
視聴維持率を上げるためには、とにかく視聴者ファーストが大事です!
視聴者に満足してもらえることを第一に、動画を作成しましょう。