「動画の再生回数が伸びない」
「動画を最後まで見てもらえない」
こんなお悩みありませんか?
実は、見てもらえる動画の最大のポイントは台本の構成にあります。
これを知らずにいくら動画を作成したとしても、
クオリティの高い動画を作ることはできないんです。
どんなに頑張っても結果が出ないので、
モチベーションも下がり、継続すること自体難しくなってしまうかもしれません。
そこで今回は、
「多くの人に見てもらえる動画を作りたい」という人に向けて、
YouTubeで大成功している
イングリッシュおさるさんの動画台本の構成について分かりやすく解説します。
この記事で解説する動画台本の構成には、
イングリッシュおさるさんの大成功の秘密が隠されています。
イングリッシュおさるとは
【 イングリッシュおさるのプロフィール 】
- 1995年生まれ
- 英語系YouTuber登録者数43万人(2024年6月現在)
- 元高校英語教師(英検1級 / TOEIC970点 )
- おさるマーケ大学運営
- 英語スクール運営
- 留学経験なし
イングリッシュおさるさんは、大学から本格的に英語の勉強を始め、
日本にいながらたった6ヶ月でTOEIC900点という結果を出したそうです。
高校教師として2年間勤めましたが、過酷な労働環境により、
YouTubeが伸びたことをきっかけに退職。
起業1年で月3.6億円を達成し、今や英語&SNSマーケターの二軸で大活躍されています。
イングリッシュおさるの成功の秘訣
おさるさんの成功の秘訣は、YouTube台本のクオリティが非常に高いことです。
そうではありません。
動画でもマーケティング全ての基礎は台本、つまりライティングなんです。
おさるさんが短期間で凄まじい結果を出した理由は、ただ【英語のスキルが高い】だけではなく、それと【マーケティングスキル】を掛け合わせたから。
そんな大成功しているおさるさんの台本が、どんな構成になっているのか気になりますよね。
↓今回解説するのはこちらの動画です↓
【一瞬で】リスニング力を爆発的に上げる最強の方法
台本の構成を理解しよう
おさるさんの台本は、
【オープニング】
【本編】
【エンディング】の3つの構成に大きく分かれています。
オープニング
おさるさんは冒頭の5分程度をオープニングに使っています。
- あいさつ
- 動画の概要
- タイトルの回収
- PASTORフォーミュラ
ここでは、【興味付け】として視聴者を惹きつけて
最後まで見てもらうための工夫が盛り込まれているんです。
視聴者が期待した「得られる未来や求めている情報」をここで伝えることが非常に大事になります。
実際、冒頭15秒から30秒で約50%の視聴者が離脱し
その後は緩やかな下降線を描いて、最終的にある数値で落ち着くと言われています。
では、順に見てみましょう!
①あいさつ
Hey guys! It’s Osaru!
あいさつはサラッと短く1秒で済ませています。
②動画の概要
今回は「一瞬でリスニング力を爆発させる最強の方法」
これを紹介していきます。
「ある英語」のスピーチのセリフを聞き取ってもらい
動画の後半ではリスニング力を爆発させる
とっておきのワークを体験してもらいます。
③タイトルの回収
「一瞬でリスニングを爆発させる最強の方法」
と聞いて始めに伝えておきますが
「何度も英語を聞く」
「シャドーイングをひたすらしろ」など
本質をとらえていない方法ではありません。
この「あること」を意識すれば
リスニングが必ず向上するという明確な理由です。
今回の動画ではその「あること」を意識した
有料でおこなってきたワークを体験してもらい
あなたのリスニング力を爆発的に向上させたいと思います。
ここで、
「あなたが思っているような内容ではないですよ」
ということを伝えています。
「自分の知らない情報なら動画を見た方がいいかも!」
と思わせるための工夫です。
④PASTORフォーミュラ
【PASTORフォーミュラとは】
- 効果的なセールスレターの型
- 下記の順で構成されている
【P】問題・悩み
【A】問題の拡大
【S】解決策の提示
【T】実績
【O】提案
【R】行動の促進
P(問題・悩み)
もしあなたがリスニング力をあげて、
「英語を聞いて一発で理解したい」
「コミュニケーションでもう2度と困りたくない」
「海外のドラマや映画を字幕なしで見たい 」
そのように考えているのであれば、
今回もとても貴重な話をすることになります。
ここで、視聴者の悩みを的確に表現しています。
これにより「まさに自分のことだ!」と視聴者は感じ、
自分ごととして動画を見てくれるようになります。
A(問題の拡大)
断言します。
環境を甘く見ると、一生英語が聞こえるようにはなりません。
ワークだけをしたり、説明だけを聞いても
本当に効果ゼロです。
全ての説明を聞いてワークを全力で行わないと
誤解を招くだけでなく、英語も聞こえるようにはなりません。
「今この問題を放置したら大変なことになる!」
「解決しなければ!」
と視聴者が感じる工夫をしています。
S(解決策)
このセリフを聞き取ってもらい、ワークをするだけで
英語の成績とか、英語の得意、不得意関係なく
超絶に早いネイティブの英語が聞き取れるようになります。
ここで視聴者は自分の理想を叶えられる「解決策」があることを知り、
「解決策を知りたい!」
という気持ちになります。
T(実績)
今まで僕が行ってきた セミナーにきてくれた方やレッスン生は
100%誰1人例外なく英語が聞き取れるようになっています。
「この方法なら私も英語が聞き取れるようになるかもしれない!」
という期待感を持たせることができます。
O(提案)R(行動を促す)
今回紹介する方法以外にも目から鱗の英語学習法や
英語教師だった時の経験を元に作ったワークを
体験できる動画を配信していくので
そういった動画をこれからも見逃したくない人は
チャンネル登録しておいてください。
本編
おさるさんの動画では、本題を伝える際に【PREP法】を使っています。
PREP法とは、「結論➔理由➔具体例➔結論」から成り立つ分かりやすい文章の型です。
この型の沿って話すことで、
視聴者がストレスなく内容を理解でき、効果的に要点を伝えることができます。
おさるさんの場合、さらに最初の結論と合わせて衝撃の事実を伝えることで、視聴者を惹きつけるテクニックを使っています。
インサイト:一般論を覆す衝撃の事実を突きつけること
①結論+インサイト
最終的にシャドーイングで英語を聞くことは必要です。
しかしこれは「あること」を先にしていない 英語が聞こえるようにはならないんです。
その「あること」というのは「正しい発音で英語を読むこと」。
多くの人は発音練習より、シャドーイングをメインにしてしまっています。
逆です。発音練習8、シャドーイング2です。
本編の最初はまず結論から伝えます。
視聴者が最初に話の要点を理解でき、
スムーズに動画の内容に入ることができるからです。
さらにここで「一般的にはこう言われているけど、実は〇〇なんです。」
という【結論+インサイト】が効果的です。
②理由
英語が聞こえない理由は
英語を聞きなれていないからではなく
あなたの思っている音と実際の音に差があるからなんです。
ここで結論の理由を論理的に説明することで、
視聴者は「なるほど~!」と話を理解しやすいです。
③具体例
例えばさっきの英語で I’m going to make a lot of hand gestures.
「アイム ゴーイング トゥー メイク アロットオブ ハンドジェスチャーズ」
と思っていたら
何回聞いても絶対に聞き取ることはできないですよね。
だからこそ自分で発音をして
あなたの思っている音と実際の音との差を埋めなきゃいけないんです。
理由の次にそれを裏付ける具体例を出します。
理由を知って納得した後、さらにこの具体例を知ることで
内容を具体的にイメージしやすくなり、信憑性が増します。
④結論
シャドーイングは、発音の仕方がわからないまましても効果はゼロです。
まず正しい発音練習をしてあなたの思っている音と実際の音の差を埋める必要があります。
まずは正しい発音を言えるようにすることが本物のリスニング向上法です。
本編の最後に、もう一度結論を伝えます。
最初と最後に二度結論を伝えることで、
この動画を通して一番伝えたいことが明確に伝わります。
エンディング
エンディングも次の4つの構成になっています。
- 想いやメッセージ
- 登録誘導
- 動画の復習
- あいさつ
動画を最後まで見てくれた方に向けて
エンディングはどんな構成になっているのか気になりますよね。
では順に見ていきましょう!
①想いやメッセージ
いつも動画をみてくれるみなさん本当に感謝しています。
YouTubeには他にも面白い動画がたくさんある中
今この瞬間この動画をみている それ自体が本当にすごいことなんだよね。
いつも僕についてきてくれてありがとう。
もしこの動画が少しでもみなさんの役に立ったのであれば
寝る間を惜しんでこの動画を作ったかいがありました。
これからもよろしくお願いします。
ここで視聴者をファンにするために
自分の想いやメッセージを伝えています。
③登録誘導
お知らせの後に、知識を定着するように復習しましょう。
こちらの公式LINEでは僕のすべてを詰め込んだ
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登録誘導
②動画の復習
今回は、一瞬でリスニング力を爆発させる最強の方法を紹介しました。
リスニング力を上げたいなら
英語を聞くことではなく英語を正しく発音することが大事です。
最後にもう一度、動画の復習をしています。
④あいさつ
今回も最後までみてくれて本当にありがとうございました。
最後の挨拶は短くサラッと終わりにしています。
まとめ
今回は、たった1年で3.6億円を達成した
イングリッシュおさるさんの動画台本の構成について解説しました。
この構成を知れば、自分の動画作成にもすぐに取り入れられそうですよね!
- オープニング
- ①挨拶
- ②動画の概要
- ③タイトルの回収
- ④PASTORフォーミュラ
- 本編
- ①結論+インサイト
- ②理由
- ③具体例
- ④結論
- エンディング
- ①想いやメッセージ
- ③登録誘導
- ②動画の復習
- ④挨拶
イングリッシュおさるさんの台本構成を参考に、視聴者を惹きつけて
最後まで見てもらえる台本を作成してみましょう!