私は1年後に在宅で月収30万円を目指す0歳児ママです。
現在目標達成に向けて、webマーケティングのプロの元で学んでいます。
そんな方のために、今回は説明上手になれる方法をお伝えします!
それは、分かりやすい文章を書くためのテンプレート、PREP法に沿って伝えることです。
シンプルで説明力のある文章になるので、「伝えたいことが伝わらない」という悩みが解決できます!
- お店の人に伝えたいことが伝わっていなかった
- 夫から何を言っているのか分からないと言われる
こんな経験ありませんか?
日常会話の場面でも自分の使えたいことを的確に伝えられるようになります。
この記事を最後まで読んでいただくと、説明や文章の構成に悩まなくなりますよ。
ではどんな法則なのか、早速見ていきましょう!
PREP法とは
PREP(プレップ)法とは、分かりやすい文章を書くための構成モデルのことです。
文章だけでなく、会議やプレゼンなど様々な場面で活用されています!
PREP法は4つのステップです。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point (結論)
この4つの頭文字を取って「PREP法」と呼ばれています。
最初に結論を伝えてからその理由を説明する。そしてその理由に説得力をもたせる具体例を提示し、最期にもう一度結論を伝える。
【結論】→【理由】→【具体例】→【結論】の順番で文章を組み立てるということです。
このステップだけでOKです!
これを使うと相手に伝わる文章になるんです!
その理由を3つをお伝えしますね。
相手に伝わりやすくなる3つの理由
相手がストレスを感じない
PREP法を使うと相手がストレスがないのは、先に要点(結論)を伝える構成だからです。
先に要点が分かっていると、相手は「今〇〇についての話をしているんだな」と理解した上で話を聞けます。
要点が分からない状態で話を聞き続けるのって結構ストレスがかかるんですよね。
「この話はどこに向かっていくんだろう?」と、いつになれば着地点が見えるのかソワソワしてしまい、途中の話が頭に入ってきません。
例えば以下のような話し方をされたらどう感じますか?
あなた:そういえば、歓迎会のお店って決まったの?
友達:そのことなんだけどね、実は昨日子どもが熱を出しちゃって。
あなた:??
友達:朝からいつもと様子が違うなと思ってたの。気になって熱を測ったら38度あって、慌てて病院に行ったんだけど、すごく混んでて3時間もかかったの!
あなた:えっと、お店は決まったのかな?
友達:それで家に帰って看病しながら調べたんだけどあまり時間が取れなくて。とりあえず最初にあのイタリアンのお店に電話したの!そしたら人数的にちょっと席が狭いかもって言われちゃって。それでもいいかなと思ったんだけど、友達が教えてくれたフレンチのお店にも一応電話したら、月曜日が定休日で繋がらなくて。
あなた:えっと、じゃあまだ決まってないの?
友達:ううん、決まったよ!
決まったかどうかを先に教えてほしい!と思いませんか?(笑)
では次に、結論を先に伝えた場合の会話を見てみましょう!
あなた:そういえば、歓迎会のお店って決まったの?
友達:うん!フレンチのお店で予約取れたよ!
今回人数が多いから、イタリアンのお店は席が狭いみたいでやめたの。フレンチのお店は席数も十分だったし、貸し切りにしてくれるみたいだから、ゆっくりできるかなと思ってこのお店に決めたよ。昨日子どもが熱出しちゃってバタバタしたんだけど、無事予約できて良かったよ~!
あなた:大変な中ありがとう!楽しみだね!
いかがでしょうか?全然違いますよね。
先に結論を伝えることが、いかにストレスなく話を聞けるかが分かっていただけたと思います。
内容の説得力が高まる
PREP法では最初と最後に結論を2回伝えます。
そのため、結論が相手の印象に残りやすい上、結論に至った経緯や理由を合わせて伝えるので、説得力が高まるのです。
人の集中力は最初の30秒間が最も高いと言われています。その間に結論を伝えることで、一番伝えたいことが相手の印象によく残るのです。
さらに、結論が頭に入った上でその理由や具体例を聞くことができると、相手の頭の中が整理されやすいため、納得してもらいやすくなります。
【結論】GWの家族旅行は沖縄がいいと思います。
【理由】理由は子連れで楽しめる場所がたくさんあるからです。
【具体例】綺麗なビーチだけでなく、美ら海水族館やシーサー作りなど、大人も子どもも楽しむことができます。
【結論】GWは家族で沖縄に行きたいです。
仮に自分は北海道旅行がいいとお思っていたとしても、こう伝えられると、「確かに沖縄旅行もいいな」という気持ちになりませんか?
また、会話であれば相手が「よく分からない」と感じた時、「それってどういうこと?」と聞き返してくれますが、一方的に発信するものの場合聞き返してもらうこともできません。
プレゼンやブログ、SNS発信など、こちらからの発信が基本のものについては、特にこれを意識しないと相手にとって何一つ響かない内容になってしまいます。
短い時間で明確に情報を伝えられる
PREP法は、結論からスタートするため、伝えたいことをスムーズに伝えられます。
意見を伝えるのが苦手と感じている人ほど、コミュニケーションの場でもぜひ活用していただきたいです!
実際にPREP法を使っていない場合と使った場合で比較してみましょう。
台風が接近しています。明日午後に最接近するとの予報です。
なんとか延期できないかと話し合いをしました。しかし、Aさんはすでに海外出張の予定が入っています。そのため調整が難しいそうです。
全員の予定を合わせることができないので、明日のイベントは中止します。
この伝え方だと、結局どうなったのかが最期まで分からないし、一番大切な「明日のイベントは中止になった」ということがぼやけてしまいがちです。
Aさんの海外出張のように、イベントに直接関係のない話の方が頭に入ってきてしまうことに。
では次にPREP法を使ってみましょう!
明日のイベントは中止になりました。
理由は台風が接近しているからです。
延期も考えましたが、Aさんはすでに海外出張が決まっており、主催者全員の予定を合わすことが難しいため、今から日にちを変更することは困難だと判断しました。
そのため、明日のイベントは中止します。
いかがでしょうか?
この伝え方だと、「明日のイベントが中止になった」という最も伝えるべきことが端的にかつ明確に伝わります。
確実に伝えたいことを相手に伝えられるので、「何が言いたいのかよく分からない」と相手に感じさせることがなくなります。
PREP法を使いこなすための練習方法
PREP法を取り入れた文章を繰り返し書く
たった数回書いたくらいではなかなか習得できないので、何度も繰り返し練習をしてみましょう!
その際、4つの項目を最初に作った上で書いていくことがおススメです。
さらに、それぞれの項目で使う接続詞を意識しておくことで、よりスムーズに文章を作成することができます。
文章の構成 | 接続詞 | 例文 |
結論 | 私は温泉が好きです。 | |
理由 | なぜなら | なぜなら、体の調子が良くなるからです。 |
具体例 | 例えば | 例えば、肩こりが解消したり、リラックスできたりする効果もあります。肌がツルツルになるのも嬉しいです。 |
結論 | だから | だから私は温泉が好きです。 |
このようなイメージで、まずは型にはめて短い文章を作成するところから始めましょう!
いきなり長文でやろうとすると大変なので、まずは短い文章から練習してみることがおススメです。
慣れてきたら、少しずつ文章を長くしていきましょう!
日常会話でも意識して使ってみる
普段の会話にPREP法を取り入れると、効率よく練習することができます。
「一番伝えたいこと、その理由、そしてその根拠となる具体例は…」と考えて話すイメージです。
これを繰り返し日常的に行っていると、頭の中を論理的に整理する習慣が身に付きます。
また、日常会話であれば、相手の反応を見ながら練習することができます。
「今の表現だと伝わりにくかったかな」
「この流れだとすぐに理解してくれるんだな」
と感覚が掴みやすいので、ぜひ取り入れてみてください!
伝わる文章作成のためにはPREP法がおススメ!
私も以前は、文章が上手くまとまらず、相手に伝わる文章が書けないことが悩みでした。
書いている内に話がいろんな方向に向かってしまい、自分でも結局何を伝えたかったのか分からなくなってしまったこともあります。
しかし、このPREP法を知ってからは、伝えたいことをこの順番で伝えればいいと分かったので、とても文章が書きやすくなりました。
最初は慣れないかもしれませんが、繰り返し練習することで、誰でも簡単に伝わる文章を作成することができます。
【結論】→【理由】→【具体例】→【結論】の順番で文章を組み立てる。
このステップだけでOKです!
ぜひ今日から取り入れてみてください!